『西部の人』 ■■■■

監督：アンソニー・マン

因縁の物語構造、ニューシネマ以降の西部劇を先取りしたような特異な空間造形のゴーストタウン、水平的な位置関係には決して収まらない決闘アクションの数々、圧巻の地形描写などマンならではの魅力が詰まった西部劇だ。ジュリー・ロンドンがストリップを強要されるシーンに興奮。ヘイズ・コードが生んだ見せないエロの極致か。名匠アーネスト・ホーラーのキャメラが素晴らしい。

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盤質。画質はそこそこ。非アナモ。オリジナル英語音声と仏語吹替え音声。特典映像として3種類のドキュメンタリーが収録されています。「ゴダールの映画史」的な映像演出でゴダールのアンソニー・マン論を朗読していくドキュメンタリーが面白かったです。勿論内容はチンプンカンプン(笑)。