2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 『人間は何を食べてきたか 第8巻』

いよいよ最終巻。まず1本目。現在、生産量の9割が家畜のエサとして使用されているトウモロコシを主食とする中米インディオの生活を紹介。食事の中心はトルティーヤというインドのナンのような物とマメのスープ、このメニューは365日変わることがありません。…

 『ザッツ・エンタテインメント PART3』

監督:バド・フリージェン&マイケル・J・シェリタン蔵出し映像とマニアックな内容で構成された第三弾。まず"タップの女王"エリノア・パウエルが主演している『レディ・ビー・グツド』の撮影風景を捉えた映像が感涙モノ。ハリウッドのスタジオ撮影技術の凄…

この日は夕方から友人たちと呑み会兼鑑賞会。まずH氏持参のDVD『激突!』を観ました。ん〜やっぱりスピルバーグの最高傑作は本作なのかも。まるで何かの強迫観念が具現化したような悪夢の世界ですね。構図のセンスが抜群だし、恐怖演出の呼吸も絶妙です。限…

 『ザッツ・エンタテインメント PART2』

監督:ジーン・ケリー前作ほど名場面テンコ盛りではありませんが、よりバリエーション豊かなハリウッド・ショー・ビジネスの魅力が堪能できる傑作アンソロジーに仕上がっています。中でも度肝を抜かれたのが、水着の女王エスター・ウィリアムズの『イージー…

 『ザッツ・エンタテインメント』

監督:ジャック・ヘイリー・Jrハリウッドのスタジオ・システムが崩壊する前の、まさに黄金時代を象徴するようなMGMミュージカルの世界、そのオイシイとこ取りだけあって全てのシーンが見所でした。中でも興奮させられたのは、未見だったり、日本では未公開…

 『デスペラード』

監督:ロバート・ロドリゲスうはっフザけた映画だな〜これ(笑)。でもこういうノリって嫌いじゃないかも。このバカッコヨさは只事じゃない。まぁ、のっけからブシェーミという時点でがっしりハートをキャッチされちゃったわけなんだけれど(笑)。プロットはお…

 新たに増えた銀盤

『ホテル・ニューハンプシャー』『タヴィアーニ兄弟傑作選DVD-BOX』『ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス』『EL SOL DEL MEMBRILLO(2 DVD COLLECTORS EDITION)』(スペイン盤)『Cria Cuervos...』(スペイン盤)『Fanny and Alexander(B…

久々の更新です。実は日曜からずっと風邪で臥せっていて、ようやく今日(24日)体調が良くなりました。酷い下痢と軽い吐き気、熱は日中に少し下がって夜にまたグッと上るというタチの悪い風邪でした。皆様も十分にお気をつけください。映画は下にアップした…

 『ドノバン珊瑚礁』

監督:ジョン・フォードこれはファニーでお茶目なコメディですね〜。物語としては今ひとつなんですが、とことんアクション・コメディに徹した演出の小気味良さで飽きさせません。小道具の使い方も絶妙で、例えばフォード作品のお約束とも言える殴り合いのシ…

 「ジャイアント・ロボ」のコメンタリー(GR4)

メインスタッフ4人による当時の思い出話で「この部分は誰が描いたか?」みたいな、個人的にはどうでもいいような話(笑)が多かったのがちょっと不満でしたが、今川監督絡みの暴露話はかなり可笑しかったですね。やっぱり相当にヘンな、そしてお茶目な人なんだ…

 「ジャイアント・ロボ」のコメンタリー(GR1〜3)

一巻の山口勝平と島本須美による単なる一ロボ・ファンと化したミーハー対談が最高でした。ひたすら「格好良い〜!」の連発(笑)。このアニメに参加している声優陣がいかに物凄いメンバーだったのかということも良く分かりました。何せキャストの名前を知った…

昼過ぎから夕方までバレーボールを4時間たっぷり。昨夜の酒が抜けきれずポワ〜ンとした感覚。今ひとつ動きに精彩を欠く。もう若くはないのだ。夜は、カルピスさんと「ジャイアント・ロボ」を。第3話から最終7話まで。ダイナミックな語り口、演出のケレン味、…

夜、カルピスさん&キャゼルヌさんと酒を呑みつつ「ジャイアント・ロボ」を鑑賞。しかし、途中で酔いが回って轟沈。3話目以降の記憶があやふや(笑)。やっぱ、アルベルトのおっさん格好良すぎ。

 新たに増えた銀盤

『ジャイアントロボ THE ANIMATION〈プレミアム・リマスター・エディション〉 GR-1〜4』

 『息子の部屋』

監督:ナンニ・モレッティ久々の鑑賞。モレッティが港をジョギングしている冒頭の場面から引き込まれます。また、バックに流れるニコラ・ピオヴァーニの音楽が素晴らしいんですよね。ニーノ・ロータといい、モリコーネといい、イタリア人が作る映画音楽って…

 『騎兵隊』

監督:ジョン・フォード物語的には今ひとつだし、アクション場面も『駅馬車』のようなダイナミックさに欠けています。さすがに馬の描写は絶品でしたが、ジョン・ウェインとウィリアム・ホールデンは何か中途半端な感じ。でもコンスタンス・タワーズが良いん…

 『助太刀屋助六』

監督:岡本喜八岡本喜八は職人ですね〜。88分という物語の簡潔さ、構成とキャラクターのバランスの良さ、それに歳を感じさせない演出のフットワークの軽さもお見事。古き良きプログラム・ピクチャーの香りが漂ってくるような良質の小品でした。俊敏・軽快な…

突然、小津作品が観たくなったので『彼岸花』を鑑賞。やっぱ良いですね〜。そしてヘン(笑)。観れば観るほど奇妙に思えてくる小津映画の世界です。娘の結婚にまつわる家族のちょっとした諍いを描いたドラマで、劇的な展開もなければ、場所もほとんど室内限定…

アニメ版『ジャイアント・ロボ』のリマスターDVDが発売されていることに最近気が付きました。で、慌てて発注。今週中には届く予定です。あの興奮よ再び!いや〜楽しみ、楽しみ♪

今夜は『許されざる者』(DVD)の特典ディスクからドキュメンタリー『イーストウッド・オン・イーストウッド』を視聴。『ダーティハリー』がめっちゃ観たくなりました。実を言うと未見なんですよねぇ。

この日は友人たちと呑み会兼鑑賞会。H氏持参の『鬼平犯科帳 劇場版』とアニメを乱観。鬼平は十分楽しめたのですが、いわゆる「TVドラマの延長としての映画」という範疇を超えていなかったのが残念。エラそうな言い方をすると、もう少し映画っぽい暗めのルッ…

 『こうのとり、たちずさんで』

監督:テオ・アンゲロプロス「国境」という存在の不条理性を、難民や人種差別や国家や個人といった様々な角度から見つめることによって浮き彫りにしていく残酷な寓話。深刻なテーマを扱った硬派な作品ですが、「待合室」と呼ばれる難民隔離区画の魅力的な空…

 『攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG 05』

またしても間が開いちゃいました。まず1本目は、ゴーダにやられっ放しだった九課がちょっぴり反撃するエピソード。話としては地味だし、格好良いアクションも無し、電脳空間の映像表現が唯一の見所かも。やっぱタチコマ萌えるなぁ(笑)。ゴーダの目的と思想が…

 『チェ・ゲバラ−人々のために−』

監督:マルセロ・シャプセスかつてゲバラと共に革命を戦った人々へのインタビューを中心に構成されたドキュメンタリー。伝記ではなく、彼をよく知る人たちの思い出話からゲバラの人間性に迫る内容なので、入門編として見るにはちょっと辛いかもしれません。…

 『ナンニ・モレッティのエイプリル』

監督:ナンニ・モレッティ屈折した陽気さで映画と戯れる、真面目な変人にして左翼主義者モレッティによる政治ドキュメンタリーを装ったプライベート・フィルム、と見せかけたエッセイ風フィクション(笑)。人を食ったような作品ですが、このモレッテ的と言う…

 新たに増えた銀盤

『われら女性』

 『われら女性』

オムニバス映画。いや〜艶やか!そして豪華!!まさにイタリアならではの楽しくて粋な女優讃歌。女優が自分自身を演じるメタ・ノンフィクションという形で描かれていくのが面白いです。各エピソード(一話目は除く)の冒頭に主演女優の代表作のポスターが次…