『チェ・ゲバラ−人々のために−』

監督:マルセロ・シャプセス

かつてゲバラと共に革命を戦った人々へのインタビューを中心に構成されたドキュメンタリー。伝記ではなく、彼をよく知る人たちの思い出話からゲバラ人間性に迫る内容なので、入門編として見るにはちょっと辛いかもしれません。裕福な家庭に育ち、インテリでもあった彼の素顔はとても愛嬌のある心根の優しい好人物だったらしく、同時に尋常ならざる正義と使命感を持つ理想主義者でもあったんですね。この純粋さが何と言ってもゲバラの魅力です。それにやっぱりイイ顔してます。