2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

月曜の深夜に放送されているサブカル系アニメ『さよなら絶望先生』が面白い。センスの良い悪フザケというかとにかくいろいろと巧い。オーケンが歌うオープニング・ソング「人として軸がぶれている」もハマリ過ぎ。まあこの人が歌わなきゃ誰が歌うって感じの…

イングマール・ベルイマン死去。享年89歳。巨星堕つ。でも大往生だ。ああエドワード・ヤン・・・。

 『人肌牡丹』 ■■□

監督:森一生時代劇らしい時代劇だが娯楽性重視の健全なプログラム・ピクチャーで、同じ年に森一生が撮った『薄桜記』のような畸形的な美しさはない。見所は山本富士子の殺陣か(最後はお姫様衣装で大立ち回り!w)。

 『直撃地獄拳 大逆転』 ■■■

監督:石井輝男スカッと爽やか、良質のオバカ映画。千葉ちゃんサイコー。佐藤允、郷えい治との3馬鹿トリオっぷりが絶妙だった。みんなイイ顔してるなあ(そして濃い)。アタマ一切無用、とことんガテンな『黄金の七人』。ところで最後に出てきた謎のじいさ…

 『怪〜ayakashi〜化猫 全三話』

クオリティ高いなあ。圧巻の美術と演出。最終話は画面に釘付けになった。橋本敬史がコンセプトデザイン、キャラクター設定、総作画監督を担っている。

 新たに増えた銀盤

『怪談昇り竜』(北米盤。石井輝男&梶芽衣子) 『ピラミッド』(北米盤。ホークス!) 『げんしけん DVD-BOX』)(北米盤。メタオタクものの元祖?)

 『風人物語』

9話を見る。父と娘とオートバイの話。良いね〜。『エル・スール』のワンシーンを思い出した。

 『あの夏、いちばん静かな海。』 ■■■■□

監督:北野武天才の映画としか言いようがない。美しい。ラストには震えた。ストイックな北野作品にあって久石譲の音楽はメロディアスすぎて浮いてしまうきらいがあり、本作もその例外ではないのだが、最後の回想シーンで爆発的に響き渡る過剰なまでの久石メ…

つわものRPGファンが口を揃えて"神ゲー"と賞賛する「The Elder ScrollsIV:オブリビオン」が遂にXBOX360で発売された。これは是非プレイしてみたい。しかし字幕のサイズとフォントに難があるらしく、20インチ前後のブラウン管TVだと文字が潰れてしまって、ほ…

 『涙そうそう』 ■■□

監督:土井裕泰『タッチ』で暴落した長澤まさみ株が再上昇。本作の彼女は良いと思う。妻夫木聡との相性もバッチリだった。クリシェに満ちた脚本で、終盤の展開にもちょっと不満があるのだが、土井裕泰の演出は品よく無難で、良い意味での通俗的なお涙頂戴も…

ニコニコ動画でたまたま『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』のラストシーンを見たら涙腺決壊。やっぱDVD買おう。

 『地球街道 財津和夫 フェリーニへの道〜映画「道」の風景を探して〜 前・後編』

フェリーニがジュリエッタ・マシーナと住んでいたアパート、綱渡りのシーンと修道院のシーンのロケが行われたバーニョレッジョの街、フェリーニの故郷リミニのフェデリコ・フェリーニ財団、フェリーニが学生時代に通っていた映画館フルゴールなどレアな映像…

 『HV特集 チェ・ゲバラ 遥かな旅』

反帝国主義の象徴、プロレタリアートの永遠のアイドル、正義と理想に殉じた男ゲバラ。『モーターサイクル・ダイアリーズ』見なくちゃ。

 『娘道成寺』 ■■■

監督:市川崑市川崑のデビュー作。大胆な構図、アニメーション合成、表現主義的な陰影の濃い照明など実に凝った作りで見応えのある人形劇になっている。人形のクローズアップが美しい。

 キタァーーーーーーーーーッ!!!

『機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス』もちろんオリジナル音声版ですよ!http://product.bandaivisual.co.jp/web_service/shop_product_info.asp?item_no=BCBA-3107 [仕様]初回封入特典・DVDサイズの劇場アイテム復刻版セット ・パンフレット3…

 新たに増えた銀盤

『天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)』TVシリーズ・アニメのDVDを単品で買っていくのって実は初めてかも。全巻購入特典は「ビジュアルブック」だそうだ。

 『HV特集 サウンド・オブ・ミュージック マリアが語る一家の物語』

良かった。トラップ一家の映画と言えば『サウンド・オブ・ミュージック』がずば抜けて知名度が高く、50年代後半に西ドイツで製作された『菩提樹』と『続・菩提樹』(いずれもヴォルフガング・リーベンアイナーが監督)はあまり知られていないのではないだろ…

 『タッチ』 ■□

監督:犬童一心『タッチ』じゃない別の何かだった。犬童一心の演出がヌルい。特に上杉和也の事故〜霊安室〜南の号泣の一連のシークエンスは悲惨で、映画からどんどん遠ざかっていく感じが見ていて切なかった。長澤まさみは可愛いけれど可愛いだけで演技は相…

 『風人物語』

8話を見る。空飛ぶ猫は縁結びの猫でもあった。

 『アニメギガ ゲスト:原恵一』

「アニメで日常にこだわるというのもアニメーションの可能性の一つだと思うんですよね」 by原恵一

夜、近所のブックオフへ。「クレーの絵本 谷川俊太郎」、「三鷹の森ジブリ美術館Guide Book」、「銀河鉄道の夜」(漫画。ますむら・ひろし著)を購入。すべて105円也。

傑作と名高い平野勝之の『わくわく不倫講座 楽しい不倫のススメ』(レンタル落ちVHS)をヤフオクで落札。送料込みで400円也。

 『風人物語』

6〜7話を見る。夜中に建設中のビルの中で缶けりをする話と、台風の話。後者のエピソードには空飛ぶ猫がわんさか出てくる。この風に乗って空を飛ぶ猫たちは本作の一方の主役と言っても良い存在で、その扱いの大きさには思わず押井守じゃなく伊藤和典が監修…

 『マイ・ワンダフル・ライフ』 ■■□

監督:マルコ・フェレーリロベルト・ベニーニの抑えた演技は味わいがあるし、ショットもかっちり決まっている(特にロングが良い)が、ストーリーの展開は散漫かつ冗長で終始退屈、「教育と子供」というテーマの焦点もボケてしまっている感が否めない。最後…

 新たに増えた銀盤

『春のめざめ』(北米盤。ジブリ配給のアニメではなく、ニコス・コンドゥロス監督の実写のほう)

 『BUZZER BEATER』

10〜13話(最終)まで。キャラものとしてはそれなりに楽しめたけど、試合の演出は大雑把で大味、同じシーンの使い回しが多くどうしても単調になってしまう。やはりアニメでバスケを描くのは難しい。

 『忍者秘帖 梟の城』 ■■□

監督:工藤栄一

 『BUZZER BEATER』

7〜9話まで。

「ヴィスコンティの遺香 愛蔵版」篠山紀信 小学館 9,450円(税込)長らく絶版でしたが愛蔵版として復刊。新たに塩野七生氏の新規原稿、篠山氏と淀川長治氏らの座談会などが収録されています。

 気になる新譜銀盤

9/13にリリースされるユニバーサル・セレクション \1,500キャンペーン (第3弾)には初DVD化タイトルが多数あり、再発タイトルの中にも注目すべきものがありますが、これらはすべてPAL/NTSC変換マスターで日本語字幕もイギリスのユニバーサルが制作した「へな…