久々の更新です。実は日曜からずっと風邪で臥せっていて、ようやく今日(24日)体調が良くなりました。酷い下痢と軽い吐き気、熱は日中に少し下がって夜にまたグッと上るというタチの悪い風邪でした。皆様も十分にお気をつけください。映画は下にアップしたフォードの『ドノバン珊瑚礁』の他にアンゲロプロスの『ユリシーズの瞳』も観ていたのですが、感想を書こうと思っていた日曜日に発熱したので、これは直接「映画古今東西」の方にアップすることにします。ただ、盤質に関して一言、良くない!です(泣)。PALマスターということで期待したのですが、解像度、S/Nが悪く、シュートも目立ち、LD-BOX版とほぼ同じ感じかなぁという印象でした。どうもアンゲロプロス箱は当たり外れがありますねぇ。で、映画を観れないで悶々と布団の中で過ごす自分を慰めてくれたのが池波正太郎の各エッセイ集。「自選随筆集①〜③」、「むかしの味」、「食卓のつぶやき」、「小説の散歩みち」、「旅は青空」、「日曜日の万年筆」。氏のエッセイは、平易でありながら含蓄に富み、読後感はすっきり爽やかで何とも心地良い余韻が残ります。病床で読むにはまさにうってつけの本でした。実はここぞとばかりに未読だった漱石の『明暗』でも、と思ったのですが、そんなことして余計に熱が上っても困るので一章だけ読んで止めておきました(もう冒頭から辛気くさ〜い展開ですからねぇ^^;)。やっぱり後期の漱石は肉体も精神も健康な時に読むに限ります(笑)。さて、そんなこんなの日々でしたが、その間に大量の銀盤たちが国内外から届いてしまったので、それらのタイトルを列挙して今回の日記の締めとします。さぁ〜今日からまた観まくるぞっ、ォォッ(あれ声が小さい?)