『マンハッタンの二人の男』 ■■■■■

監督:ジャン=ピエール・メルヴィル

素晴らしい。格好良すぎる。文句のつけようがない。中盤の事態が急転してからの緊迫感も良いけれど、その前の、ピエール・グラッセジャン=ピエール・メルヴィルが様々な職種の女性たちを訪ねるシークエンスがとてつもなく魅力的だ。この二人が場末の軽食堂に寄るシーンも忘れ難い(店のオヤジが落とし卵を作る時の湯気と音!警官の手の平にパンチを2発浴びせる不良少年!)。