新たに増えた銀盤

『ミツバチのささやき』(フランスPAL盤)

来ました〜。さっそくチェック。画質はUK盤に近い感じでしょうか。仏盤の方が画面が暗めで色温度も高い感じ。劇場で見たときの画面に一番近い感じなのはこの仏盤かもしれません（私が見たのは旧プリントですが）。ただ画面比1,66:1である本作を1,85:1の画面比でアナモ収録してあるせいか、画面がやや潰れ気味（「銀盤Introduction」UK盤ノスタルジア参照）。音もPALなので若干キーが高くピッチも微妙に早いです。特典映像は2008年に撮られたビクトル・エリセへのインタビュー映像(31分)とドキュメンタリー『精霊の足跡』(48分)。一枚のディスクに収録されているので、本編の平均ビットレートがかなり低めなのが残念。当然画質にも影響しています。最大のポイントはスペイン語字幕が表示できる点でしょうか。スペイン盤にも収録されてなかったのでこれは快挙だと思います。いずれ「エリセ部屋」にスペイン語のシナリオ採録をアップしようと思いますのでお楽しみに〜。画面比較などの詳細レビューは近々アップする予定です。以上簡単レビューでした。国内盤発売まであと一ヶ月！！画像は仏盤からキャプったものです。