少し前に『邪悪のJACK』を教えてくれた友人から未コミック化エピソード(23、25、28)の雑誌切り抜きコピーを貰った(感謝感激!!)のだが、単行本収録エピソードに比べて絵が一段と洗練され美しくなっているように感じられ、思わず何度も見返してしまっている。面白いのは小野双葉が描く人物の目。白い部分に濃いスクリーントーンが貼られ、一見充血しているような、若干目が飛び出てるような立体感があるのが特徴で、その異様な雰囲気が作品の一つの個性になっている。それと23話のJACKの手(厳密には指)のフェティッシュな表現が素晴らしく、意外なオチと合わせて最もお気に入りのエピソードだ。ぜひとも全話完全収録された文庫版もしくは単行本化を実現して欲しいものである。

邪悪のJACK 1 (ミッシィコミックス)

邪悪のJACK 1 (ミッシィコミックス)

邪悪のJACK 2 (ミッシィコミックス)

邪悪のJACK 2 (ミッシィコミックス)

邪悪のJACK 3 (ミッシィコミックス)

邪悪のJACK 3 (ミッシィコミックス)

邪悪のJACK 4 (ミッシィコミックス)

邪悪のJACK 4 (ミッシィコミックス)