『ベルリン 天使の詩』を見る。
ピーター・フォーク追悼で。ダイジェスト視聴。TLコピペ。
Mon, Jun 27
- 21:07 『ベルリン天使の詩』ブルーレイの視聴開始。冒頭のブルーノ・ガンツが朗読するハントケの詩、何度聴いてもイイなあ。
- 21:22 天使が一目惚れしちゃうのが、天使の羽根をつけたサーカスの空中ブランコ乗りの女性という設定の素晴らしさ。
- 21:26 この運命の邂逅シーンで一瞬だけカラーショットになる。初めて見た時は思わず息を飲んだ。
- 21:42 ピーター・フォークは本人役として登場する。彼は実は◯◯◯なのだが、その答えは映画を見てのお楽しみ。
- 21:53 この映画の魅力と言えばアンリ・アルカンの美しいモノクローム撮影も挙げなくてはならない。DVDのコメンタリーではヴェンダースが随所で『マジック!』と感嘆していた。
- 21:55 ピーター・フォークが撮影の合間にスケッチをするシーン。イイね。確か本人が実際に描いてたんじゃないかな。
- 22:16 この映画のアイデアは、英ロックバンド・キュアーの『天使の囁き』*1、リルケの詩、パウル・クレーの『新しい天使』、ベンヤミンの『歴史の天使』などから生まれた。
- 22:20 そしてヴェンダースにとっての天使三人、小津、タルコフスキー、トリュフォーに捧げられている。
- 22:28 後半のカラーパートの最初の見せ場、ベルリンの壁のラクガキ。ラクガキというにはあまりにもセンスがあるグラフィティーアートだ。しかし壁崩壊時に当局に破壊されたりコレクターに剥ぎ取られたりして失われてしまった。
- 22:36 壁崩壊の三年前に撮られた本作は、今や失われてしまった崩壊前のベルリンの風景の数々が収められた貴重な記録映画でもある。
- 22:48 やっぱヴェンダースは良いねえ。今度『パリ、テキサス』のブルーレイ見よう。