今夜はカルピスさんとビールを呑みつつ『トップをねらえ!リマスター版BOX』と『劇パト3』を鑑賞しました。いや〜やっぱ『トップ〜』は良いですね〜。青春スポ根学園モノに「ウラシマ効果」というハードなSF設定を組み込んだドラマティックな人間ドラマに加えて、スーパーロボットの豪快さとケレン味、最後は宇宙戦艦ヤマトばりの人類と地球の存亡をかけたスケールの大きい物語へと昇華していく。もう観終わった後の満腹感というか充実感は格別なものがあります。全6話ということもあってとにかく濃密なんですよね。キャラ造形も魅力がありますし、声優陣の演技も気合入りまくりで聴き応えがあります。まさにオタク世代の記念碑的な作品と言えますが、一部のマニアだけのものにしておくのは勿体無いくらい本当に良く出来たアニメだと思いますね。さて、盤質なんですが、さすがに「入魂のリマスター」と謳うだけあって、フィルム・キズはほとんど無く、解像度も発色も抜群に良いです。ただ、若干画面ブレするのと、1〜4話までは16㎜フィルムということもあって、S/N感が悪くノイジーな映像だったのが気になりました。5話と6話のクオリティは素晴らしかったです。音もリニアPCMの恩恵も手伝って非常に高音質でした。特典では最終話のノートリミング版、アフレコレポート(うわっ、すんごい時代感じさせる〜笑)、それと「戦闘宙域」という短編映像が楽しめました。5.1ch音声が良かったですね(故に5.1chリミックスされた本編も観てみたくなったのは事実)。