『プレイタイム』 ■■■■□

監督:ジャック・タチ

翻弄されるユロ氏と偽ユロ氏に翻弄される自分(笑)。後半のレストラン・シークエンスは何度観ても凄まじいです。シネスコ画面いっぱいに繰り広げられる同時多発小ネタギャグ。毎回新しい発見があります。サーカス的な世界と幸福感が街に溢れかえるラストの素晴らしさ。ウジェーヌ・ロマンが生み出した驚異的な美術も忘れてはならないでしょう。まさに愛すべき偉大なる失敗作ですね。