『トリコロールに燃えて』 ■■

監督:ジョン・ダイガン

それなりに楽しめましたがメロドラマとしてはちょっとパワー不足でした。尺が長いわりにはストーリー構成が散漫で、人物の描き込みも浅いんですよね。感情移入ができない分、作品の重さばかりが際立ってちょっと後味が悪いです。どうもスチュアート・タウンゼンドがミスキャストだったような気がしますねぇ。ペネロペ・クルスは助演的な存在でしたが、一番印象に残るキャラかも。シャーリーズ・セロンとのダンスシーンは艶かしくて良かったですね。風呂上りのスッピン顔がまた何とも(笑)。