『列車に乗った男』 ■■□

監督:パトリス・ルコント

ジャン・ロシュフォールジョニー・アリディを堪能する映画。ルコント演出は相変わらずとことん通俗的、だから安心して楽しめる映画であると同時に退屈極まりない映画でもある。ただワイアット・アープの物真似、カウボーイ・ルックのアリディの写真、缶を並べての銃の試射、床屋、銀行強盗など西部劇へのオマージュを感じさせる描写がいろいろと出てくるところは個人的にポイント高し。