前に当日記で紹介した「フランソワ・トリュフォー」の未使用本がほぼ半額でAmazonマーケットプレイスに出品されていたので即ゲット。最近、山田宏一氏の「トリュフォー、ある映画的人生」を再読し終えたばかりだったのでまさにグッドタイミングでした。「カイエ・デュ・シネマ」の元編集長だったアントワーヌ・ド・ベックと『フランソワ・トリュフォー 盗まれた肖像』の監督であるセルジュ・トゥビアナが、トリュフォーの残した書簡やメモ、関係者の証言ほか膨大な資料に基づいて綴った本書はまさにトリュフォー伝記の決定版と言って良いでしょう。6月にはパルテノン多摩で「トリュフォー特集」があるので、それまでにじっくり読んでおこうと思っています。