『恋や恋なすな恋』 ■■■□

監督:内田吐夢

序盤こそ退屈だが、瑳峨三智子が弓拷問(こんなの初めて見た^^;)で死んでからの展開がかなりブッ飛んでいて凄い。映画の中に舞台様式をそのまま持ち込んでしまう大胆さ。大川橋蔵よりも一人三役をこなす瑳峨三智子が圧倒的に良く、とりわけ狐の娘がヒロインの妹に化けて(この辺はかなりややこしい)橋蔵のキズを舐めるところとキスシーンの表情と所作の艶かしさは素晴らしい。