XBOX版『信長の野望 嵐世記』

わが伊達家の北に位置する羽後の国に派遣していた忍者が安東家の居城の放火に成功したのを機に攻め込む。が、敵将・安東堯季の弓攻撃に総大将の晴宗が負傷し呆気なく敗戦、その翌月、政治力95の中野宗時が突然出奔してしまう。まさに泣きっ面にハチである。さらに長尾家でイベントが発生し、当主が晴景から景虎(後の謙信ね)に。早くも試練の時がきた。そして安東家は伊達家との戦に勝利した余勢をかって、瞬く間に戸沢、小野寺の両家を攻め滅ぼし羽後の国を統一してしまう。ほとんど被害を出さず、戸沢、小野寺の遺臣も抱え込んだ安東家、これで迂闊に手を出せなくなってしまった。こうなると矛先は東の陸前か、南の岩代に向けざるを得ないのだが、陸前の三分の二を支配する伊達稙宗は武将の質が高くちょっと厳しい。特に家臣の小梁川宗朝は非常にやっかい(知略90は脅威だ)だが、もう70超のジイサンなのでそう長くはない筈、よってしばらくは忍者を派遣して様子見。岩代の国はいまだ蘆名、二階堂、二本松の三家が鼎立する状態だ。というわけで次なる標的は岩代に決定。忍者を数人派遣し、岩代の国人衆に物資を送りつつ、軍勢を整えていざ出撃。まずは一番城の規模が小さく武将数も少ない二階堂家の攻略に向う。二本松は伊達になびいたが、蘆名と国人衆は二階堂に味方し、がっぷり四つの勝負となるが、勝負がつかず撤退。やはり鬼庭だけでは一気に押し込めない。その後も何度が攻め込んだが、攻略までにはいたらなかったので、作戦を変更し、忍者の大量投入で城の防御力を削ってから電撃作戦で城を攻め落とすことに。これの難点はやたら時間がかかることだが、今の伊達家では力攻めができないのでこれをやるより他にしようがない。この作戦は功を奏し岩代を平定することができたが、4年もの歳月を要してしまった。その間、伊達稙宗は陸前を統一し、長尾家は西進を開始した。北の安東、西の長尾、東の伊達。いずれも強敵で普通に攻めたのでは勝てない。忍者を使ったり、武将調略を試みたり、登用に精を出したりしながら攻め込む機会を窺うが、膠着状態のまま歳月は流れ、現在開始してから10年・1555年である。安東家と長尾家(脅迫はしてこなくなったが、調略で家臣を引き抜いたり出奔をそそのかしたりするので実にウザイ。嵐世記は忠誠度がなかなか上がらないので大国の武将調略は脅威なのだ)との関係は良好。いよいよ稙宗と雌雄を決する時がきたようだ。しかし例の小梁川宗朝は80を超えてなおも健在である。早く天に召されてくれ〜!