ハルヒの第12〜13話を見る。学園祭を描いた「ライブ・ア・ライブ」のライブ・シーンは『リンダリンダリンダ』のまんまパロディ(にも関わらずあの感動的な視線のリレーが再現されていない!)なのだが、オリジナルとの決定的な違いは、この世界がハルヒの夢であるために当然ながら彼女は歌も演奏も完璧にこなすという点で、ここはもう完全にファンサービス、動物化したオタクが大喜びしそうな演出だ。作画も気合が入っている。『ビューティフルドリーマー』への目配せ(「純喫茶 第三帝国」がチラッと見える)もしっかりある。13話は『銀英伝』のパロディ。長門ファンにはたまらない回となっているが、お話としてはかなり微妙。コンピューター研の部長はゆうきまさみのギャグ漫画に出てきそうなキャラだ。