気になる新譜銀盤
「映画の國 フォーラム」の情報で気になったDVDを何点か紹介。
「Coffret Integrale Jacques Demy」
Arte Video 2008/11/2 EUR99,99 言語の壁など、この素晴らしいDVD-BOXの前には取るに足らない問題だ。英語字幕が付いているだけで大感謝というもの。12枚のDVDに13本の長編と7本の短編、CDと小冊子が収録されていて、100ユーロというのは破格にもほどがある(日本なら余裕で5万コースだ。絶対出ないだろうけど)。仏盤のBOXはすぐに在庫切れになってしまう傾向にあるので、欲しかったら躊躇せずに購入しておくべきだろう。 |
「Coffret Jacques Rozier」
Potemkine 2008/11/18 EUR54,90 これもスゴイですな。紀伊国屋書店から『アデュー・フィリピーヌ』(早く見ねば!)はDVD化されているけど、ジャック・ロジエのBOXなんて日本での発売はまず考えられない物だけに、さっさと買っておきたいところではある。ただ仏amazonでは商品データがまだ登録されていないらしく、検索しても見つからなかった。 |
アイ・ヴィー・シー 2008/11/11 8,190円(税込) 以前これと同じ仕様のドイツ盤を紹介(気になった方は「菩提樹」でブログ内検索してみてください)したことがあるのだが、この国内盤も尺が同じだったので、どうやらドイツ盤マスターを使ったPAL/NTSC変換マスターのようだ(メーカーのサイトにはマスター素材に関する記述はない)。この手の音楽映画はPALピッチの違和感がけっこうあったりするので、メーカーにはPAL原版使用の有無をきちんとサイトの商品情報やパッケージに記して欲しい(紀伊国屋書店みたく)。非常に気になる作品ではあるが、8千円という価格にはさすがに躊躇してしまうな。ドイツ盤(日本語字幕ないし、既に廃盤だけど)は約18ユーロだもんねえ。 |