手塚治虫ブッダ 文庫版(1〜12)』読了◎

読み始めたら止まらなくなってしまった。まさに圧巻のストーリーテリング。極上の大河ドラマである。最終巻のあとがきで、魅力的なキャラクターのほとんどが仏典に登場しないオリジナルのキャラだと知って驚く。そして、以前NHKの「週刊・手塚治虫」で富野由悠季が言っていた「キャラクターの芝居で世界観を物語っていくことの凄さ」を思い出し、大いに納得したのだった。やはり手塚治虫のマンガはもっともっと読まなくては。次は『アドルフに告ぐ』か『奇子』か『火の鳥』か。

ブッダ全12巻漫画文庫 (潮ビジュアル文庫)

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