2010-01-27 ■ 書籍 保坂和志『草の上の朝食』読了 ○「ふつうに本当らしい話っていうのは、人は記憶しないだろ?信じにくい話が説得力を持つことはあっても、簡単に信じられる話が説得力持つことはないんだよ。だから話なんてものは、ウソくさければウソくさいほどいい」 『プレーンソング』の続編。この小説の魅力のほぼ全ては「会話」なんじゃないだろうか?ってくらい会話がとにかく面白い。石川忠司の解説も秀逸。保坂氏のエッセイが猛烈に読みたくなった。草の上の朝食 (中公文庫)作者: 保坂和志出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/11/01メディア: 文庫 クリック: 43回この商品を含むブログ (58件) を見る