『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 ■■□

監督:デヴィッド・フィンチャー

原作はフィッツジェラルドの短編だそうだが、見ている時はジョン・アーヴィングっぽい物語だなあと思った。後半、主人公が青年の容姿になってからドラマの吸引力がガクッと落ちてしまったのが残念。ブラピも壮年期が最も良かった(ティルダ・スウィントンとのロシアでの短い恋のエピソードが特に印象深い)。安定感のある演出と画面造型、話もカッチリまとまってはいるので3時間弱の長丁場を最後まで飽きることなく見れたが、一度見ればもう十分というのが正直な感想だ。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (2枚組) [Blu-ray]

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