レンタル・ブルーレイ

 『二郎は鮨の夢を見る』 ■■□

監督:デヴィッド・ゲルブスシローで満足できてる自分にとって二郎の寿司はファンタジーである。二郎は鮨の夢を見る [Blu-ray]出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2013/09/25メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (4件) を見る

 『ヒア・アフター』 ■■■

監督:クリント・イーストウッド画面の安定感、見事なストーリー・テリング、嫌味なく画面におさまり続けるマット・デイモン。ヒア アフター [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2012/04/25メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (…

 『ファミリー・ツリー』 ■■■□

監督:アレクサンダー・ペイン苦味と滋味のホームドラマ。この監督は寡作だがハズレがない。素晴らしきジョージ・クルーニー。ファミリー・ツリー [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2013/06/05メデ…

 『ダークナイト ライジング』 ■■■□

監督:クリストファー・ノーラン【Amazon.co.jp限定】ダークナイト ライジング ブルーレイ スチールブック仕様(完全数量限定生産) [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2012/12/05メディア: Blu-ray購入: 3人 クリック: 19回この商品…

 『ドラゴン・タトゥーの女』 ■■■

監督:デヴィッド・フィンチャーさすがフィンチャー外れがない。160分を一気に見せきる手腕はさすがの一言だった。ルーニー・マーラも素晴らしい。ドラゴン・タトゥーの女(2枚組) [Blu-ray]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: …

 『127時間』 ■■

監督:ダニー・ボイルクラックに落ち巨大な岩に手を挟まれて身動きが取れなくなった男、というシンプルな状況設定は良いのだが、男の内面の葛藤を回想を多用して視覚化していくドラマ性重視の演出は正直つまらなかった。同じ題材をヒッチコックが扱ったら何…

 『猿の惑星 創世記』 ■■■

監督:ルパート・ワイアット人間よりも類人猿の方がカッコイイ映画。106分という尺も長すぎず短すぎずでイイ感じ。これから本番というところで終わってしまうのが不満と言えば不満か。完全オリジナルかと思ったが旧シリーズ『猿の惑星・征服』のリメイクだっ…

 『マイノリティ・リポート』 ■■■

監督:スティーヴン・スピルバーグつくづくスピルバーグって映画オタクなんだなあと思わせる作品だった。

 『ハロウィン』 ■■■

監督:ジョン・カーペンターいや〜面白い。今見るとテンプレ演出&展開のオンパレードなんだけど、見せ方が抜群に巧いので何の問題もなく楽しめた。カーペンター自身の手によるテーマ曲も耳に残る。ジェイミー・リー・カーティス若かったなあ。映画の中で少…

 『イリュージョニスト』 ■■■■□

監督:シルヴァン・ショメ『パラード』のジャック・タチがそのままアニメーションの世界に現れた。ふいに入った映画館では『ぼくの伯父さん』が映し出される。大量の綿毛が空中に舞いそれを雪と勘違いして暖炉に火を灯す少女。繊細で濃密で贅沢な至福の80分…

 『トゥルー・グリット』 ■■□

監督:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエンさすがにオリジナル版と比べるのは酷だと思うが、復讐という行為の昂揚と虚しさをテーマにどっしり重厚な西部劇に仕上がっている。ロジャー・ディーキンスのキャメラも美しかった。蛇足でしかないラストが残念…

 『ブラック・スワン』 ■■■

監督:ダーレン・アロノフスキーまず一言、バーバラ・ハーシー怖すぎ。アニメでは『パーフェクト・ブルー』、実写では『オープニング・ナイト』などを彷彿とさせる神経症的なヒロインが現実と虚構ごっちゃまぜの世界でもがき苦しむ映画。更新当時読みたくて…

 『ソーシャル・ネットワーク』 ■■■

監督:デヴィッド・フィンチャー『ゾディアック』以降のフィンチャー作品には安定感と風格を感じる。まだ50歳。見逃せないシネアストだ。【Amazon.co.jp 限定】ソーシャル・ネットワーク デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) [Blu-ray]出版社/メ…

 『インセプション』 ■■□

監督:クリストファー・ノーラン押井守はこの映画を見たのだろうか。見たのならぜひ感想を聞いてみたいものだ。アイデアの勝利。技巧的(単にややこしいだけとも言う)なシナリオは見事だが、映像的には街がめくれるシーン以外それほど面白くなかったのが残…

 『耳をすませば』 ■■■□

監督:近藤喜文古本屋で原作マンガを購入したらジブリ版も久しぶりに見たくなったのでレンタル。背景美術(とりわけ遠景ショット)の素晴らしさ、猫を追いかけて地球屋を発見する一連のシーン、地球屋でのカントリーロードのミニ・セッション、地球屋のおじ…

 『クライマーズ・ハイ』 ■■□

監督:原田眞人見応えのある組織群像劇ではあるけど、色々な意味で味付けが濃く鑑賞後の胃もたれ感は否めず。堤真一は熱演だったと思うが、あまりにも芝居がかった喋り方(ドス効かせすぎ)にはちょっと笑ってしまった。佐藤浩一が主演しているNHKドラマ版の…

 『マチェーテ』 ■■■

監督:ロバート・ロドリゲス、イーサン・マニキス武田鉄也に100倍タフガイ化補正をかけたみたいな容貌のダニー・トレホが最高(プロフィールを見たら還暦越えててビビる)。年齢的には立派な老俳優であるトレホがアクション映画の主人公として全く違和感なく…

 『ベスト・キッド』 ■■■□

監督:ハラルド・ズワルトノリユキ・パット・モリタの役にジャッキー・チェン、このキャスティングは絶妙だ。枯れた味わいの円熟味溢れる名演。ジャッキーもあと数年で還暦なのだ。140分という長い尺もジェイデン・スミスの成長と、師弟の絆が深まっていく過…

 『グラン・ブルー 完全版』 ■■■□

監督:リュック・ベッソン168分はやや長く感じられたが、潜水シーンのサイレント映画的な味わいと反復の心地良さは格別だった。そしてロザンナ・アークウェットの濡れセーターの破壊力。ジャン=マルク・バールの笑顔も忘れがたい。いつかオリジナル公開版も…

 『スカイ・クロラ』 ■■■■

監督:押井守傑作。美しいアニメーションだ。スカイ・クロラ (通常版) [Blu-ray]出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)発売日: 2009/02/25メディア: Blu-ray購入: 2人 クリック: 132回この商品を含むブログ (56件) を見る

 『トイ・ストーリー3』 ■■■■

監督:リー・アンクリッチシリーズの最後を飾るに相応しい切なくも感動的な大団円だった。アンディが玩具を順々に紹介していくシーンが素晴らしい。ピクサーの作品を見るといつもベタこそが最強なんだということを思い知らされる。毎回ホラー要素も入ってい…

 『デス・プルーフ』 ■■■■

監督:クエンティン・タランティーノタランティーノよ、早く西部劇を撮ってくれ。デス・プルーフ [Blu-ray]出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル発売日: 2010/05/12メディア: Blu-ray購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (14件) を見る

 『イングロリアス・バスターズ』 ■■■■

監督:クエンティン・タランティーノ第一章のファーストショットでいきなり泣きそうになる。西部劇好きにとっては反則以外の何物でもない、憎らしいほど素晴らしい導入部だ(何度だって見たい!)。本作でも「会話劇の達人」タランティーノの手腕が遺憾なく…

 『かいじゅうたちのいるところ』 ■■■

監督:スパイク・ジョーンズこの映画を見ている間中、ノルシュテインの『話の話』に出てくるミノタウロスと少女のイメージがチラチラと脳裏に明滅して離れることがなかった。とても繊細な童話だ。かいじゅうと少年が砂漠を歩くシーンと海岸のショットが忘れ…

 『ターミネーター4』 ■■

監督:マックGやはりというか蛇足でしかなかった。ターミネーター・サーガの整合性を持たせるための強引なプロット作りのせいで、細かい部分のツッコミ所テンコ盛りなのがかなり興醒めだ。アクションも特筆するようなユニークな演出はなく面白味は薄い(ジ…

 『第9地区』 ■■■

監督:ニール・ブロムカンプ尺の関係やエンターテインメイト性重視といった作品の構成上、魅力的な設定やテーマ性が中途半端に消化されてしまっているのが勿体無かったが、バーホーベンの『スターシップ・トゥルーパーズ』のようなパワフルで風刺の効いたB級…

 『(500)日のサマー』 ■■■

監督:マーク・ウェブラブロマンス映画の定番「運命の恋」に対するアンチテーゼ。こういうカタチのハッピーエンドもあるかと感心してしまった。『JUNO/ジュノ』や『バス男』などここ数年の20世紀フォックスの恋愛映画は粒揃いだなあ。(500)日のサマー […

 『崖の上のポニョ』 ■■■■

監督:宮崎駿天才アニメーター宮崎駿ここにあり!CGが逆立ちしたって得られない官能性が本作には満ちている。どんなにテクノロジーが発達しようとも人間の手に勝るものはないのだ。シンプルで美しい愛の童話であり究極の動く絵本である。『ポニョはこうして…

 『デイズ・オブ・サンダー』 ■■■

監督:トニー・スコット清々しいまでに何も残らないこれぞブラッカイマー!な映画だが、二時間弱をスカッと爽やかに楽しませてくれる良質のエンタメ・ムービーである。陳腐だが王道とも言えるストーリーだけにキャスティングの良し悪しが物を言う。その意味…

 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 ■■□

監督:デヴィッド・フィンチャー原作はフィッツジェラルドの短編だそうだが、見ている時はジョン・アーヴィングっぽい物語だなあと思った。後半、主人公が青年の容姿になってからドラマの吸引力がガクッと落ちてしまったのが残念。ブラピも壮年期が最も良か…