『耳をすませば』 ■■■□

監督:近藤喜文

古本屋で原作マンガを購入したらジブリ版も久しぶりに見たくなったのでレンタル。背景美術(とりわけ遠景ショット)の素晴らしさ、猫を追いかけて地球屋を発見する一連のシーン、地球屋でのカントリーロードのミニ・セッション、地球屋のおじいさんと雫が鍋焼きうどんを食べるシーン、冬の早朝の空気感が見事に表現されたラストシーン、やっぱり良いアニメだ。本作を見るとつくづく近藤喜文の早逝が悔やまれてならない。病に斃れなければどれだけの傑作を生み出していたことか。ブルーレイの画質は悪くもないが良くもないレベル。ジブリの旧作ブルーレイに過度の期待はしないほうが良いだろう。

耳をすませば [Blu-ray]

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