『シルビアのいる街で』 ■■■■□

監督：ホセ・ルイス・ゲリン

極上の映画体験。

Fri, Apr 29

• 23:42  『シルビアのいる街で』見終わる。こんなカッコイイ映画久しぶりに見たなあ。冒頭のオープンカフェのシークエンスからどっぷり魅了されてしまった。ホセ・ルイス・ゲリン監督、素晴らしい。
• 23:49  フィックスのT字路の奥で人が左から右、右から左へと盛んに出入りするシーンはまんま小津映画だったなあ。
• 23:57  路面電車の中で主人公とヒロインが会話をするシーンの超現実的な画面の感触も忘れ難い。ここ実はスタジオ撮影で車窓の景色はスクリーンプロセスなんじゃないか？

Sat, Apr 30

• 00:00  主人公がシルビアを見失って右往左往するシーンはキアロスタミの『友だちのうちはどこ？』を思い出した。
• 00:07  光線や音響の素晴らしさも特筆せねばなるまい。台詞はほとんどない。ムルナウ的なアプローチ。
• 00:11  目と耳が幸せになれる映画だった。
• 00:18  人間の、とりわけ女性の表情と所作のドキュメンタリーであり、ストラスブールという街のドキュメンタリーでもある。
• 00:30  映像特典なう。ゲリン監督お茶目ｗ
• 00:54  さて、映画の余韻に浸りつつ風呂に入るとしよう。付属のブックレットは寝しなの友に。

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