『ツィゴイネルワイゼン』のオーディオ・コメンタリーを見る

酒呑んで気持ち良くなった勢いで衝動的に視聴。TLコピペ。

Tue, Jul 12

  • 20:22  久しぶりにイイ酒を購入。泡盛の『瑞泉』。8年熟成の古酒でアルコール度数は43度。じっくり味わおう。ああ〜これで豆腐ようがあったら完璧なんだけど。
  • 20:50  瑞泉なんてうまいんだ・・・。缶チューハイに慣れた舌と喉、五臓六腑が嬉しい悲鳴を上げてるよ。開高健もイイ酒を知るには安酒を浴びるほど呑めって言ってたしな。や、浴びるほどは呑んでないけれど。
  • 22:54  ふわふわタイムなう。
  • 23:03  何か鈴木清順の『ツィゴイネルワイゼン』が猛烈に見たくなったので、今からDVD再生してしまおう。と言っても荒戸源次郎と金澤誠のコメンタリー音声でだけど。鈴木清順で一番好きな映画。
  • 23:21  デラックス版DVDの映像は発色が良いね。
  • 23:36  美術監督木村威夫が現場に来たのは2日ぐらいで、この作品の美術はほとんど多田君がやった、と荒戸氏。これはコメンタリーならではの情報だ。「木村威夫の美術が素晴らしい」という感想をもってる人はかなりいるんじゃないだろうか。
  • 23:53  原田芳雄藤田敏八は劇中でひたすら呑んで食ってるのがまた良いんだよね。ちぎれコンニャク入りの牛鍋うまそうだ。

Wed, Jul 13

  • 00:09  鎌倉の切り通しはイイねえ。
  • 00:17  さあ〜いよいよ怪談めいてきたぞ。大谷直子に幻惑される敏八さん。清順ワールド全開の映像。ワクワク。
  • 00:32  大楠道代が舌で原田芳雄の目のゴミを取ってあげる有名なシーン。芳雄さん嫌そうだ(笑)
  • 01:08  大楠道代が食べてる水蜜桃って作りものだったのかあ。そうは見えないくらい美味そうに食べてる。さすが役者だ。
  • 01:16  水蜜桃の薄皮を舌先で舐めるシーンの大楠道代の表情のアップショット。舌と唇の異様な赤さと水蜜桃のヌメッとした質感と光沢が強烈。グロとエロは紙一重って感じの印象的なシーンだな。
  • 01:45  原田芳雄砂丘のようなところで瞑想するシーン。「しだら、だら〜♪」とか訳のわからない歌を歌ってるのが妙に味がある。そして突然「もう止めにしないか」と天の声(?)が響く。声の主は鈴木清順
  • 01:51  藤田敏八大楠道代が電話で会話するシーン。異なる場所にいるはずの二人が同一の空間に平然と存在する。まったく同じ演出が昨日見た『私は猫ストーカー』の中に出てきた。やっぱり鈴木卓爾は清順リスペクトな人なのだろう。過剰な桜吹雪もイイねえ。
  • 02:23  大谷直子藤田敏八の家に何度も本を取りにくるシーン。家の中からわずかに見えるザラッとした質感の不気味な外の風景は、蚊帳に色をつけて吊るした特製フィルターが独特の幽玄な雰囲気を作り上げているとのこと。撮影監督の永塚一栄のアイデア。すごい。