『和製喧嘩友達』

監督:小津安二郎

良い!チャップリンのような笑いとペーソス。男二人に女が一人、当然、彼女を巡って殴り合い。仲間は言う「喧嘩は神聖なんだ、放っておけ」、小津とアメリカ映画の深い関係。列車とトラックが併走する最後のシーンでヴェンダースの『さすらい』の最後が重なった。1929年のサイレント短編。