今夜はキェシロフスキの「トリコロールDVD-BOX」から特典ディスクを視聴。監督本人と各カラーで主演した3人の女優のインタビュー映像で構成されています。各人だいたい20分くらいの簡素なものですが、女優の演技観や作品解釈、キェシロフスキがいかに細部にこだわる作家であったかがよっく分かる内容でした。それとBOXの予約特典として貰える「Introducing KIESLOWSKI」。行定勲演出の予告編、「キェシロフスキ・コレクション」に関する短いフィルム、「キェシロフスキを語る」行定勲インタビューが収録された約12分ほどのDVDなんですが、これに出てくるキェシロフスキ作品の映像がエライ綺麗だったのにはびっくりしちゃいましたね。解像度が非常に高くて、映像の奥行き感や生々しさが本編ディスクに比べて段違いに凄い。収録時間の短さから平均ビットレートがほぼMAXというのが主因です。この特典ディスク並の画質で「トリコロール」が観たかった・・・。