ハイジも順調に消化中。ゼーゼマン家の権力者・ロッテンマイヤー女史の一貫した悪役っぷりには単なる説話上の都合やバランス取りを超えた何か孤高な意志の力強さを感じさせてくれますね(笑)。優しい優しいオバアサマが登場してからはすっかり存在感が弱くなってしまいますが、ところどころで"図らずも"絶妙な笑いのアクセントになってしまうあたりが何とも涙を誘います。彼女の物語における位置付けを分かり易く例えるならば、『銀河英雄伝説』のヤン艦隊におけるムライ参謀長のような存在ということになるでしょうか(それ、ぜんぜん分かり易くないって^^;)。