『究極超人あ〜る OVA』

良い!アニメ版『ぶらり電車の旅』という感じ。東京駅を皮切りに伊豆半島、三島を経由して豊橋、最後は飯田線で締めるスタンプ旅行と、いや〜固定ファンがいる作品だからこそ許される激シブのプロット(笑)。ギャグアニメとは思えないノンビリしたテンポが妙に心地良い。R田中とヘンタイ鳥坂によるテンションの上げ下げのリズムが絶妙で、ほとんどこの二人だけで場をもたせているような感じもなきにしもあらずなんだけれど、その他大勢の比較的マトモなキャラ達のおかげで、彼らの可笑しさが引き立つとも言えるわけで、この辺のバランスの良さが本作の魅力なのかも。ところで原作のヒロイン・大戸島さんごが最後以外まったく目立たないのは声優のスケジュール問題?