Amazonに予約していた『イノセンス リミテッドエディション VOLUME 2 STAFF BOX』が到着。絵コンテと脚本とアフレコ台本が入っているのでかなり重量があります。DVDの外ケースが本のサイズに合わせた特製BOX仕様になっていて、表が「ハダリ」の顔、内側がメカ部分になっているという嫌な感じに凝った作りになっています(笑)。で、さっそく特典ディスクのオーディオ・コメンタリーを聴いてみました。・・・ひや〜技術面に関する話のオンパレード(^^; 何だか『スターウォーズ EPⅠ&Ⅱ』のコメンタリーを思い出しちゃいました。まあ映像のこだわりが尋常じゃない作品だけにそれも仕方がないとは思うのですが、どうせなら座談会風の賑やかなコメンタリー(声優陣&監督とか)も収録して欲しかったですね。格ゲー談義は面白かったんですが(笑)。何気に凄いオマケだったのが、押井守鈴木敏夫の対談映像。これがとんでもなく素晴らしい内容でした。こんなに興奮した対談って久しぶりかも。正直コメンタリーの何倍も興味深くて笑えます(笑)。『イノセンス』という作品の本質は、この対談映像を見ればほぼ完全に理解できてしまうと言っても過言じゃないと思いますね。いや〜目から鱗落ちまくりでした。それにしても鈴木敏夫は食えないオッサンです。大真面目に人間論と宮崎アニメ批判をぶちまける押井守の熱気を、巧みに拡散させてしまうワザにはすっかり感心しちゃいましたね。いやはや、さすがは大プロデューサー、大人ですよ、この方は(笑)。というわけで次回の「Disc Introduction」は、イノセンス箱を取り上げたいと思っています。