監督:バスター・キートン&エドワード・F・クライン
キートンinお化け屋敷。この設定だけで面白さは保証されたようなもの。オバケや骸骨男に扮した悪党どもとのドタバタ、意表をつくギミックの数々(組立て人間っ!)、そして期待を裏切らないキートンの超過剰なリアクション(でも無表情)。まさにドリフの原点ここにあり。執拗に繰り返される"平らになる階段"のギャグが、痛快なオチへの見事な伏線になっている。あと、逃げるキートンが画面からフレームアウトする際に一瞬カメラ目線になるところが妙に印象的だった。お茶目だなぁ。