『七人の無頼漢』 ■■■■

監督:バッド・ベティカー

ロケーションや旅の描写が素晴らしく、西部劇とは西部についてのドキュメンタリーであることを再認識する。ランドルフ・スコットの惚れ惚れするような馬上姿、傷を負いながらも一瞬でリー・マーヴィンを撃ち倒すシーンにはシビれた。紅一点ゲイル・ラッセルも良い。アメリカの三宅邦子だ(笑)。

***********

盤質。映像S/Nがあまり良くなくシュートもやや目立ちますが、解像度と発色は良好。英語字幕あり。映画史家Jim Kitsesの音声解説付き。リージョン1。関係者や映画人などのインタビューで構成されたバッド・ベティカーや『七人の無頼漢』に関する7編のドキュメンタリー番組が映像特典として収録されている(下記を参照)。すべて英語字幕が表示可能になっているのが素晴らしい。

・Americano(約7分)
・Burt Kennedy,Writer(約6分半)
Duke,Randy & Budd:The Beginning of Seven Men From Now(約7分)
・Lovable Villains & Strong Women(約9分)
・Keeping it Simple(約5分)
・The Last Matador(約9分)
・Restoring the legend(約6分)