『キャット・ピープルの呪い』 ■■■

監督:ロバート・ワイズ

ホラーというよりもダーク・ファンタジーといった方がしっくりくる。本作においてもニコラス・ムスラカのキャメラが繊細な光と影を見事に表現していて、中でも夜の庭で子役の少女アン・カーターがシモーヌ・シモン演じる亡霊イレーナと交感するシーンのローキー撮影は実に美しく幻想的だった。

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盤質。前日の『キャット・ピープル』とセットになったダブルフューチャー仕様。どちらも70分ほどの小品なので1枚に2作品(片面2層)が収録されています。画質は思ったよりも良好。なかなか鮮度の高い黒白映像でした。ともに英語字幕が収録されているのが嬉しいですね。特典は音声解説。