『Santa Fe』 ■■■

監督：アーヴィング・ピシェル

鉄道敷設をめぐる抗争と兄弟分裂の悲劇を描いた西部劇。派手なガンファイトはないが、蒸気機関車の描写がそれを補って余りある。ランドルフ・スコットが「ポニーエクスプレス」のように馬を乗り継いで交渉に行くシーンや、走る機関車の上での殴り合いシーンは迫力満点。それとヤセとデブの老機関士コンビのユーモラスな掛け合いが良いアクセントになっている。『Man in the Saddle』といいスコット＝ブラウン製作の西部劇は日本未公開作品の方が面白いのはどういうわけなのか。

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盤質。映像S/Nはイマイチですが、解像度と発色は良好です。リージョン1表記ですが実際はALL仕様。字幕は英語と日本語が収録されています。