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『隣の女』 ■■■□ 面白い。ただファニー・アルダンは白黒の方が美しいと思う。そにしても足!
『二十歳の恋』 ■■■□ これは切ない、泣ける。ジャン・ピエール・レオーのナイーブな存在感。
『夜霧の恋人たち』 ■■■■□ たまらなく愛おしい映画。デルフィーヌ・セイリグが素晴らしい。
『大人は判ってくれない』 ■■■■■ ジャン・ピエール・レオー!どの表情も忘れ難い。奇跡だ。
『突然炎のごとく』 ■■■ ひたすら喋りまくる映画。ジャンヌ・モローはどうも好きになれない。
今回2日間で9本のトリュフォー作品をフィルム体験するという僥倖に恵まれた。映画監督を難破船の船長にたとえ、「私の映画監督のスローガンは"女と子供を先に救え!"なのです」と語ったその言葉の通り、どの作品も子供が活き活きと描かれ女性たちは素晴らしい輝きを放っていた。喜劇であろうと悲劇であろうと観ていて無条件に幸福な気分になれる、という意味でトリュフォーは、ビクトル・エリセ、ヴィム・ヴェンダース、小津安二郎、ジャン・ルノワール、ハワード・ホークス、ジョン・フォードと同じ自分にとって特別な映画監督になったと思う。ああドワネルものの続きがメチャクチャ観たい。とりあえず出ているDVDはすべて買うことに決定。クライテリオン盤もそのうち購入しよう。