『ジンジャーとフレッド』 ■■■□

パルテノン多摩にて。

監督:フェデリコ・フェリーニ

バックステージ物。フェリーニ老熟の極彩色人間讃歌。語りの描写は明らかに冗長なのだが、その冗長なシーンに旨味があるのだから厄介というか面白いというか。ジュリエッタ・マシーナマルチェロ・マストロヤンニは素晴らしくチャーミングだった。後からジワジワくるタイプの映画だと思う。