『剣鬼』 ■■■■

監督:三隅研次

『剣三部作』の中で最も血生臭く陰惨な作品であり、主人公の造形の異常さ、マニエリスティックな映像演出、地下洞窟や花畑での大殺陣といったプログラム・ピクチャーらしからぬ非娯楽的で異様でグロテスクな時代劇だ。傑作!