『天元突破グレンラガン 9』

24〜27話(最終回)まで。やはり4部はストーリーが圧縮されすぎているなあ。キャラがどんどん死んでいくシーンに劇的エモーションがない。4クールかけてじっくり描き込まれたキャラクターが最後でバタバタ死んでいく富野アニメとはそこが決定的に違う。ただキタンの特攻や多元宇宙からのグレン団再集結で「"Libera me"from hell」が流れるシーンは素晴らしい。燃える。ロージェノムのラゼンガンが再登場するシーンの演出もめちゃくちゃカッコイイ(ってか、このオッサン完全に主役食っちゃってるしw)。「グレンラガン」が4クールだったらとてつもない傑作になっていたと思う(作画クオリティが最後まで落ちない、という条件付きではあるが^^;)。まあ「作画」部分だけ見れば十分に神アニメなんだけれどねえ。TV版を再構築する劇場版(全三部作か?)はどんな仕上がりになることやら。