NBA『トレイルブレイザースVSロケッツ』を見る

OTの末101-99でホームのブレイザース勝利。最後にとんでもないメークドラマが待っていた。OT終盤96-96の同点、残り1.9秒でブレイザースのエース・ロイがジャンパーを決め98-96に。だが、ロケッツのTO明け、この日(というか前試合もショボかったらしい)絶不調のヤオが、相手の魂ディフェンスをかわして放ったターン・シュートは鮮やかにフープに吸い込まれ、さらにカウントワンスロー。FTの名手ヤオきっちりと決め再逆転98-99。残り時間は0.8秒。終わった。。。とブレイザース・ファンでも思ってしまいたくなる絶望的状況。しかし、3Pラインの約2メートル後方でボールを受け取ったロイが躊躇なく放ったショットは高々と美しい放物線を描いてフープの中心をまっすぐ貫いた。『エヴァンゲリオン』の赤木リツコの台詞に「大丈夫、1秒近くも余裕があるわ」というのがあったっけ。バスケットは1秒あれば何とかなってしまうスポーツなのだ。いや〜イイもん見たわ。