NHK-BS『週刊・手塚治虫 創刊第3号』

ゲストは大林宣彦。最後の最後で大林節炸裂。このキモさこそ大林宣彦だ!(笑)

鉄腕アトムは初期手塚漫画のファンには違和感のある作品だった」
「我々はセックスというものを手塚漫画で知った」
「手塚作品の主人公はみな悲劇である」
「手塚さんが児童漫画というものを作られた」


後半のアニメはリメイク版アトム*1の第13話「電光人間」。中性的な美しい造型だが透明なロボットという設定がユニーク。ヒゲ親父が赤いスプレーを吹き掛けると、スラッとした下半身(美脚!)だけが露になるシーンが印象的だった。結末が哀しい。

*1:1980〜1981年放送。監督は石黒昇