『エレジー』 ■■

監督:イザベル・コイシェ

パルテノン多摩にて。観客数はキャパの3分の2くらい。漁色家の老評論家と女学生のラブロマンス。ペネロペ・クルス主演ということで見に行ったのだが・・・。う〜〜〜む、映画としてはかなり微妙であった。どうも上品ぶってるだけの実は単なるエロ小話的な映画は苦手だ。やはりラス・メイヤーのポップなエロや日活ロマンポルノの方が自分の性に合っているな〜。最後の悲劇的な展開も取って付けたような安易な流れでガッカリ。ペネロペ・クルスは美しかった(相変わらずの素晴らしい脱ぎっぷり!)。老評論家を演じるベン・キングスレーも60を越えた老人とは思えないセクシーな存在感、ただ・・・ただねえ、いまだベンちゃんというと『ガンジー』のイメージが強烈にあるので、漁色家キャラにはやや違和感。ちなみにベンちゃんの親友役でデニス・ホッパーが出てくる。一見まともかと思いきや、やっぱりヘンなキャラだった(死ぬ間際の珍演出は本人のアイデアに違いない!)。