『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1』
尺の関係で展開が足早すぎたり、人物描写が淡白だったり、キャラクターデザインがオリジナルの安彦絵とはだいぶ雰囲気が違ってたり、音楽が三枝成彰氏ではなかったり(Zや逆シャアを愛するものとしてはやはりこの人の音楽でユニコーンを見たかった!)と不満な点もあるのだが、原作の1、2巻をよくぞここまでコンパクトにまとめ上げられたな〜とも思う。ただプロローグで宇宙空間に漂うサイアム・ビストがジオン軍のブリティッシュ作戦の未来を幻視するシーン、これは映像で見てみたかった。残念。MS戦の描写は文句なしに格好良い。特に冒頭のクシャトリアとスターク・ジェガンの一騎打ちは最高に熱かった。富野ガンダムのケレン味とか巧さとは別種の良さなのだが、『0083』のようなハイクオリオティな戦闘シーンが今後も楽しめそうである。個人的にはガーベイ一族のモビルアーマー・シャンブロが暴れる姿を早く見てみたい。
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) [Mobile Suit Gundam UC] 1 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2010/03/12
- メディア: Blu-ray
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