NBAプレーオフ『レイカーズVSセルティックス』を見る

ファイナル第七戦83-79でレイカーズ勝利。最終戦に相応しい素晴らしく見応えのある攻防だった。ボストンはパーキンス欠場によるインサイドの高さの不利をハードなプレッシングで見事にカバーし、ラシードもきっちり穴を埋める活躍。しかし、そうなるとベンチメンバーの差がどうしても出てきてしまう。ホームコート・アドバンテージが最も分かりやすいカタチに出るのがベンチ陣のスタッツだということが今回のファイナルでは顕著だった。MVPはコービーだったが、個人的にはガソルにあげても良かったんじゃないかと思う。裏MVPは文句なしにアーテストだろう。このプレーヤーなくして今季のロサンゼルス優勝は有り得なかったに違いない。しかし、レイ・アレンが第二戦の記録的な3P連発で立ててしまったNBA史上に残る死亡フラグさえなければ勝利の女神はボストンに微笑んでいたかもしれない。あんなにシュートが入らないアレンはもう二度とお目にかかれないだろう。ボストンのファンにとってはまさに悪夢の光景だ。さあ来季である。FAになるレブロン、カーメロ、ウェイド、ボッシュに動きはあるのか。ロサンゼルスのスリーピートはあるのか?覚醒したKD率いるオクラホマシティーの更なる躍進等々興味は尽きない。