『スタジオジブリ物語』を見る
見ながらツイッターでつぶやいたのでコピペ。
Fri, Apr 08
- 18:36 「スタジオジブリ物語」なう。宮崎駿が熱狂(三日連続見に行ったらしい)した「白蛇伝」、一度は見ておかないとなあ。
- 18:43 大塚康生をして「大変なバケモノ」と言わしめる宮崎駿の途方もない才能・・・ゴクリ
- 18:47 コナンの作画スタッフとして参加し、宮崎駿にその才能を認めれた近藤喜文の話。この人の監督作品をもっともっと見たかった(泣)
- 18:49 宮崎駿「コナンは高畑勲と一緒に仕事をしてたら絶対にやれないこと全てを盛り込んだ作品」
- 18:56 宮崎駿に多大な影響を与えた本「栽培植物と農耕の起源」(中尾佐助)。覚えておこう。
- 19:00 「赤毛のアン」の仕事は、宮崎駿にとって相当にフラストレーションがたまるものだったらしい。それが「カリオストロの城」監督へと繋がった。
- 19:10 「カリオストロの城」から次回作まで宮崎駿には約5年間の空白期間(企画がすべてボツ)がある。この時期にナウシカやトトロやもののけ姫の構想が練られていた。
- 19:13 ただ空白期間というのはアニメ作品が作られていないというだけで、漫画版「風の谷のナウシカ」連載などの仕事をしていた。
- 19:22 高畑勲にプロデューサー要請を断られた宮崎駿が飲み屋で鈴木敏夫に泣きながら管をまく「俺は高畑勲に自分の青春の全てを捧げた、なのに何も返してもらってない」・・・これ何てBL?
- 19:25 高畑勲が大学ノート一冊にまとめあげて鈴木敏夫に渡したという「プロデューサー論」、ぜひ読んでみたいものだ。
- 19:28 プロデューサーとは何か?の問いに高畑勲曰く「監督の味方になることですよ」
- 19:41 水俣の死の海が水銀を分解する細菌の発生で豊かな海へと再生していくニュースが「風の谷のナウシカ」の腐海のアイデアの元となった。
- 19:46 「柳川堀割物語」で足らなくなった資金を稼ぐために作られたのが「天空の城ラピュタ」だった。
- 19:58 近藤喜文を高畑勲に取られた宮崎駿が脅迫まがいの入院宣言で鈴木敏夫を困らせる。しかし、宮崎駿が夢で近藤喜文を殴って溜飲が下がり一件落着w ( ;∀;)イイハナシダナー
- 20:02 トトロは元々メイだけだったのが、話を膨らませ尺を伸ばすために姉妹の設定になった。
- 20:06 ネコバスもトトロの駒飛行もくだらん!とカットする気満々の宮崎駿だったが、高畑勲の「もったいない」の一言でカット取り止め。・・・だからこれ何てB(ry
- 20:10 宮崎駿「トトロというお化けは日本の風土そのものを現している」
- 20:14 トトロって毎年TVでやってるイメージがあったけど実際は2年おきだったんだな。
- 20:23 「おもひでぽろぽろ」。研究書を読み漁り日本一の紅花通になってしまったという話はいかにも高畑勲らしい。紅花摘みのシーンの美しさは特筆に価する。
- 20:28 高畑勲「実写だと見過ごしてしまう映像も、精緻に描き起こしたアニメーションなら観察させられてしまう。現実よりもはやっていることがもっとくっきり浮かび上ってくる」
- 20:33 宮崎駿が趣味で作った「紅の豚」。最後、空戦ではなく素手の殴り合いによって大団円へとなだれこむジョン・フォード的ドラマツルギーが素敵だ。
- 20:47 「もののけ姫」は「世の中の解決不能な課題」をありのまま提示した作品。
- 20:49 出た名言!「人間が引ける線の長さは地球7周半、ぼくはそれを超えました」
- 21:01 高畑勲「高揚したエロスの火花によって理想が骨肉化されるのだ」(宮崎駿の作画を評して)
- 21:05 「もののけ姫」は当初あまり好きにはなれなかったが、今ではマイベスト5に入っている。
- 21:12 「もののけ姫」はメガヒット作だけど、一般ウケするような内容かと言うとそうではなく、むしろ大ゴケして「呪われた映画」として一部の好事家に偏愛されるようなカルトになっていても全然おかしくない危うい作品だと思うのだが。
- 21:13 それといまだにサン役の石田ゆり子はミスキャストだと思っている。
- 21:16 高畑勲の「もののけ姫」批判、宮崎駿の「となりの山田くん」批判、どちらもツンデレにしか見えない件について。
- 21:21 「となりの山田くん」は良い映画だと思う。ケセラセラのシーンも素晴らしい。ただ何度も見たいとは思わないだけだ。
- 21:23 「千と千尋の神隠し」の映像が出てきた瞬間、あまりの画面の赤さにギョッとなる。やっぱ違和感あるよこれw
- 21:25 ちなみに海外版DVDは赤くない。ブルーレイはどうなるのだろうか。まあ公式見解で赤いのは演出意図と言ってるから赤いままなんだろうな。
- 21:35 「千と千尋の神隠し」で一番好きなシーンは、夜中に千とリンが巨大な中華饅頭を食べるシーン。
- 21:41 ジブリの若手監督たち。彼らを小粒だと嘆くのはやめよう。小さく見えるのは宮崎駿があまりにも巨大すぎるからだ。
- 21:48 「スタジオジブリ物語」終了。面白かった。これからの宮崎駿には趣味がサクレツした短編アニメを沢山作って欲しいなあ。
Powered by twtr2src