『輪るピングドラム』

第19話。10話に続いて2回目となる後藤圭二の絵コンテ、演出、作画監督、一人原画。やはり人物作画がいつもと違いすぎて違和感があったが、高倉家の居間で行われる陽毬と真沙子の緊迫したやりとりを反復カットとロング&フィックスショットで古き良きTV時代の生収録ホームドラマ調に見せていく演出は素晴らしかったし、後半の夏芽グループのトラックが横転し、巨大な玉が左右に往復回転するシュールな状況でのアクションシーンも見応えがあった。またも大きな謎の開示がありいよいよ物語はクライマックス間近といった雰囲気。