2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 新たに増えた銀盤

『地獄の逃避行』『バートン・フィンク』

今夜はカルピスさん&キャゼルヌさんと黒糖焼酎を軽く呑みながら北米盤『ガンダムF91』を鑑賞。ん〜やっぱ安彦キャラは良いなぁ。劇場版Zよりこっちの続きの方が観たい。あとカウビィを4話。

スマトラ沖地震の死者が16万人に。

 『エル・ドラド』 ■■■■

監督:ハワード・ホークスあぁやっぱりホークスの西部劇は最高に楽しい!『リオ・ブラボー』のセルフ・リメイクのような作品ですが、殺るか殺られるかというガンマンたちの命懸けの駆け引きに重きを置いた緊張感のある演出の数々が大きな相違点になっていま…

 『1999年の夏休み』 ■■

監督:金子修介この作品の美しさはグロテスク趣味と紙一重ですね。アンドロギュヌス(両性具有)幻想を題材にしたデカダンな愛憎劇。外界から隔絶された空間、一風変わった小道具、永遠回帰を思わせるような物語構造など独特の世界設定は素晴らしいのですが…

 『スペース カウボーイ』 ■■□

監督:クリント・イーストウッドシニア版『ライトスタッフ』。SF描写はほとんどオマケ、あくまでも人間味溢れる熱い男のドラマにこだわるイーストウッドの心意気!正攻法の語り口、ケレン味を抑えた堂々たる演出、ここぞという見せ場でも大袈裟な音楽でごま…

 『ゴダールの新ドイツ零年』 ■■■■

監督:ジャン=リュック・ゴダール旧東ベルリン、フランス語音声とドイツ語音声、トーマス・マン『魔の山』、ジャン・ジロドゥ『ジークフリートとリムーザン人』、ヘーゲル『法の哲学』及び『哲学史序論』、ゲーテ『ファウスト』、ディズニー映画『不思議の…

 『アリゾナ・ドリーム』 ■■■

監督:エミール・クストリッツァ不思議な感触の映画でした。アメリカ的な風土であり、月面のように荒涼とした大地(劇中では月が時折映し出され、救急車が月へ上っていく幻想シーンも出てくる)でもあるアリゾナという神秘的な土地に着目したところにクスト…

この日はカルピスさんとキャゼルヌさんを交えて初呑み&初鑑賞会。酒は黒糖焼酎。まずは『ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の後半3話を鑑賞。いや〜最高ですね。数あるガンダム作品の中で唯一"名作"という言葉が相応しいシリーズだと思います。マジ泣けま…

 『仕組まれた罠』 ■■■

監督:フリッツ・ラング人間の自己中心的な欲望によって引き起こされる醜い犯罪を描いたフィルム・ノワール。スッキリまとまった上質な小品です。まっすぐ伸びる列車のレールが正道を、執拗に反復される走行音が罪の強迫観念を象徴しているように思えました…

さあ、今年も恒例の私的銀盤ベスト10を紹介していきましょう!第一位『テオ・アンゲロプロス全集Ⅰ〜Ⅳ』文句なしの選出。作品ごとに盤質のバラツキがあるものの、アンゲロプロスの全作品を手元に置いておけるその喜びたるや!よくぞ日本人に生まれけり、って…

新年、明けましておめでとうございます! 『銀盤生活』も6回目の正月を迎えてしまいました。今年もマイペースにサイト運営です。日記の背景色はちょっと地味めで(笑)。皆様どうぞお見捨てなきようm(__)mぺこ