2006-05-13から1日間の記事一覧

 『キートンの鍛冶屋』 ■■■

監督:バスター・キートン&マルコム・セント・クレア目を瞠るような超絶アクションはないが、ユニークな小道具や悪意なき破壊のギャグはキートンならではだし、唐突にロマンスが成就してしまうデタラメでナンセンスな展開も可笑しい。オチも秀逸。

 『翔んだカップル』 ■■■

監督:相米慎二題名から明るい青春学園モノを想像したが、実際には妙に湿度が高くすっきりとしていない、つまり実に相米慎二らしい凡庸ならざる思春期ドラマだった。脇の尾美としのりと石原真理子が印象的。