『香椎由宇20歳、大阪着。〜東京タワーから通天閣へ〜』

谷村美月編では絶妙なドキュドラマでホロ苦い恋が描かれていたが、本作では香椎が会う筈だった「気になっている男」が結局最後まで登場することはない。単なるプライベート感覚の大阪一人旅という意味では凡庸な旅番組とそう大差ないのだが、香椎由宇が真昼間から串かつ屋でビールを一杯引っかけるシーンはなかなかの眼福だったということだけはとりあえず言っておこう。