NBA『マーベリックスVSサンズ』を見る

102-101でホームのマブス勝利。数字上ではきわどい勝負だが、内容的にはダラスが終始優位に試合を進めていた。一言で言えばベンチの差だろう。バルボサ不在のフェニックスが、テリー&ハワードを控えに有するダラスに勝てるわけがない。それとフェニックスは相変わらずナッシュが出ていない時にオフェンスが鈍る。NBAでも屈指の支配力を誇るガードだが、その支配力の高さゆえに控えPGになったとき大きくチームバランスが崩れてしまうのはフェニックスにとって何とも頭の痛い問題だろう。ナッシュは得点面でも常にチーム上位の存在なのだから、いかにフェニックスというチームがナッシュ依存体質なのかが良く分かるというものである。それに比べてダラスのジェイソン・キッドの何と理想的なPGっぷりだろうか。この人とフィッシャーは別格だなあ。