NBA『スパーズVSキャバリアーズ』を見る

102-97でホームのスパーズ勝利。久しぶりにジノビリの"らしい"活躍が見れて嬉しかった。2004-05シーズンを彷彿とさせる最終クォーターの勝負強さには興奮。ジェイミソンを新たに加え、出されたはずのイルガウスカスもサクッと戻ってきてしまう無節操な戦略で、なりふり構わずリングを取りに来ているクリーブランドだが、試合巧者なサンアントニオの術中にハマってまさかの敗退。中も外もいけるジェイミソンのオフェンス力は確かに魅力的だが、その分バレジャオのプレイ時間が短くなってしまうのはキャブスにとって大きなマイナスではないか。このハッスル・プレーヤーのオフェンス・リバウンドがもたらすセカンド・チャンスがチームにとってどれだけ重要か、ブラウンHCも当然分かっているはずなのだが。シャックが戻ってきたときの運用プランも含め、プレーオフへ向けてのキャブスのチーム戦術に注目である。